これは6月に咲いたもの。切り戻しをし、今また咲き始めています。
義母が今お世話になっているデイサービス「望(のぞみ)」さん。照子さんもとてもお世話になった所。「望」さんのおかげで私の母は幸せな老後を送れたといっても過言ではない。
「望」さんに来る前、義母は大手のデイサービスに通っていた。リハビリに特化しているというので決めたのだった。しかしある時、そこを訪れた私は愕然とした。「姥捨て山」という言葉が真っ先に浮かんだのだった。
以前から感じていたことだが、そこの誰が悪いというわけではなく、大会社のシステム故のことだとは思う、勤務する人々は「ただ何事もなく無事にノルマを果たせれば、通常通りの報告書を作成できれば」その思いに支配されている。勤めるうちに自然とそうなってしまったのだろう、可哀想だとも思うが。ウチで義母が転んで痣をつけようものなら、「ここで転んだのではありませんからね、来所した時にはすでにあったんですからね」と言わんばかりの騒ぎよう。ちょっとしたことでも書類の山、わざわざ呼びつけてくどくどと説明。「こちらに落ち度はありませんからね」と言いたいのだ。わかった、わかった。
その訪問後、すぐに「望」さんに移れるよう手配してもらった。リハビリはウチでやればいいのだ。入浴させる手間も増えるが、もうコツはわかっているので回数が増えても平気だ。
地域密着型の「望」さんは、笑顔で迎えてくれる。スタッフたちは大変な仕事にも関わらず笑顔を絶やさず優しく、かといって無理のない自然体で接してくれる。通所者はみんなで一緒に和気あいあいと時を過ごせる。時には花見や買い物など、外にまで連れ出して気分転換を図ってくれる。それこそ何かあったら大変なので、そこまでしてくれる所は少ないのでは? 子供も遊びにくる(これは私にとって理想に近いかたち<参照:子供の遊び場 - ほさか夏子のブログ >)。ご飯もおやつも手作りで提供してくれる。とにかく融通が利く。とっても近いから、リハビリを兼ねて歩かせることもできる、なにかあってもすぐ飛んで行かれるしね。いいとこづくしだ。
今の私にとっても頼みの綱なんです、「望」さん。どうぞよろしくお願いいたします。