~~~~~~~~次回出演~~~~~~~~

9月13日㈮「神楽坂のソウルフルナイト」<オ・シャンゼリゼ>(神楽坂)
歌:ほさか夏子
演奏<La Maladie D'Amour>pf.Frédéric VIENNOT gt.白𡈽庸介 bs.立原智之


詳しくはこちらからどうぞ⇒ ほさか夏子のスケジュール

 一周忌

「照子姫」(照手姫)の蕾がふくらんできました。

早いものでもう一年です。
3月17日「サーイーナ、サイナラ」と逝って、
3月19日「サーイク」と肉体を捨て彼岸に旅立った。
さすができてるな、照子さん。

2月3日博多。2月19日エリカ(たぶん)。3月5日照子姫。
さあ次はどこへ行こうか、照子さん。

夕方、お世話になっていたデイサービス(望さん)のTさんが仕事帰りにひょっこり現れた。「一周忌だから」と言って供物を下さった。な、なんと、覚えていて下さったんだ。経営者じゃないよ、勤めていらっしゃる方だよ。なのにちゃんと覚えていて下さって、わざわざ来てくれたんだよ。溜まっていたものがあふれ出した。彼女を見送った後も止まらなかった。

悲しいことって、閉じ込めてしまうのね。考えなくてもすむように、ヴェールで覆ってしまうのね。でもひょっとその優しい気持ちに触れられて、一気にそのヴェールは剥がれてしまった。

Tさんのこと、照子さんは大好きだった。ユーモアにあふれている方で、正直で気さくで、老人に対しても嫌味な子ども扱いをしない方。私のお下がり(お上がりか、あはは)の黒いフェルト帽子に、ある時お花が付いていた。Tさんが作って下さったコサージュだった。その帽子は、照ちゃんのお気に入りになった。

ほら、この帽子。ね、いい顔でしょ。私が迎えに行かれなかった時、望さんの方が迎えに来てくれ、たぶんドアを開けた時だろうな、撮ってくれた時の写真。

楽しみにしていたんだ、望さんへ行くの。毎日行かれるわけではなかったし、なのにこの時は迎えに来てもらったからほんとに嬉しかったんだろうな。望さんへ行く日ではないのに、とても近くにあるものだから、一人で歩いて行ってお邪魔してしまうことも何度かあったらしい。こうして彼女の笑顔の写真があるのも、望さんのおかげだ。他にも笑顔の写真をたくさん撮って下さったから、私は毎日照ちゃんの笑顔を見ながら手を合わせることができる。ほんとうにありがたい。望さんに行っていなかったら、多分晩年の笑顔の写真なんて残っていなかったかも知れない。彼女の最晩年を支えて下さった方たち、ありがとうございました。

Tさん、ありがとう。