~~~~~~~~次回出演~~~~~~~~

9月13日㈮「神楽坂のソウルフルナイト」<オ・シャンゼリゼ>(神楽坂)
歌:ほさか夏子
演奏<La Maladie D'Amour>pf.Frédéric VIENNOT gt.白𡈽庸介 bs.立原智之


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 歌の心

どうも気になる。気になって仕方がない。欧米の主流が日本にまで波及した発声。たとえば宇多田ヒカルを聞いていて、腹筋が痛くならないか? なんであんな風に小さく歌う時にまで必要以上に腹筋を使うのか。こっちまで腹筋を意識してしまって、痛くなってしまいそうだ。そういう時は「ボソボソ」でいいじゃないか。「ボソボソ」と喋る声でいいじゃないか。そっちの方が自然に身体に入ってくる。

それに、あのフェイクとやらも嫌いだ。フェイクで個性を出しているつもりだろうが、とんでもない。声は千差万別。普通にそのまま歌えばそれだけで個性は出るものを。今まで聴いていいなと思ったのはサラだけだ。なぜそうするかという必然性のようなものが感じられ、とっても「わかる」のだ。やみくもにフェイクすればいいってもんじゃない。

歌手は歌い上げることが当たり前、それで評価される時代になってしまった。歌唱力だけじゃない、人の心を打つのは。「ボソボソ」だっていい。上手くなくたっていい。なぜ歌うのか、なぜこの歌でなくてはならないのか、心にドンと太い柱をもって体当たりしていた歌手たちがいた。彼らに「歌うこと」「歌の心」を知った。言いようのない涙を知り、心をえぐられた。そんな歌手がもっといて欲しい。そんな歌がもっと聴きたい。今や昔のお話か。。。