~~~~~~~~次回出演~~~~~~~~

9月13日㈮「神楽坂のソウルフルナイト」<オ・シャンゼリゼ>(神楽坂)
歌:ほさか夏子
演奏<La Maladie D'Amour>pf.Frédéric VIENNOT gt.白𡈽庸介 bs.立原智之


詳しくはこちらからどうぞ⇒ ほさか夏子のスケジュール

元若葉荘住人のNさんと奥さん

昨日、天使たちが母を訪ねて来てくれた。
元若葉荘の住人とその奥さんである。


若葉荘は三鷹駅から歩いて3分の所にあった。
私も住んでいたことがある。
でたらめな管理人が引っ越しをした後、母がその任を引き継いだ。
それから若葉荘は華の時代を迎える。
やはり三鷹にあるミルキー・ウェイの仲間が移ってきた。
無農薬野菜などを作ったり売ったりしているグループである。
オカリナ吹きもいた。アメリカ人もいた。太極拳の先生、鍼灸師もいた。
若葉荘は目の前が広い梅林で、持ち主は収穫に来なかったから、
その実を頂いたり、キノコを頂いたり、花見の宴を催したりした。
また、梅林は外界と隔ててくれたので、
夏になるとヌーディストが出現し、アパートを庭を闊歩していたりもした。
小さな畑を作ったり、秋は枯葉で焼き芋を焼いたり、
まあ今考えればやりたい放題であった。
トイレが共同の、昔の寮スタイルの、四畳半一間のアパート。
管理人室には風呂がついていたので、母はそれを共用とした。
私は途中で引っ越してしまったが、それからもいろんな人が住み着き、
とにかくなにかというと皆で集い、飲み、語らったらしい。


アパートの取り壊しが決まった。
入居希望者はいたのに、不動産会社が持ち主に新しいアパートを建てさせようとしたらしい。
それで母は私の住む八王子へ引っ越して来たのだが、
その折、アパートの住人の寄せ書きを持ってきた。
「昔の学生長屋のいい香りがする大切な場所でした。」
「若葉荘は保坂さん。ナニモカモ受け入れてくれる大きな心。アリガトウ。」
「東京珍長屋若葉荘は永遠に不滅にしたかった。」
「元気モリモリ、チョッピリおっかなかった頃が懐かしいです。」
「また同窓会をやりましょう。」etc....
みな散り散りになってからも、何年か同窓会は続いた。
毎年梅の花の時期に、井之頭公園に集まって宴会をやっていたようだ。


それからもNさんは毎年母を訪ねて来てくれる。
母はお小遣いまで頂いている。
若葉荘の華の時代は、それほどステキだったんだろう。
それにしてもありがたいことだ。
若葉荘がなくなってもう二十年近く経つというのに。


Nさんはアレッポの石鹸の輸入をしている。
シリアは内戦状態で、もう輸入できなくなるかも知れないとのこと。
石鹸工場自体がいつ壊されてしまうかもわからない状態とのこと。
これからたいへんだ。。。