~~~~~~~~次回出演~~~~~~~~

9月13日㈮「神楽坂のソウルフルナイト」<オ・シャンゼリゼ>(神楽坂)
歌:ほさか夏子
演奏<La Maladie D'Amour>pf.Frédéric VIENNOT gt.白𡈽庸介 bs.立原智之


詳しくはこちらからどうぞ⇒ ほさか夏子のスケジュール

おじいさんデコ帽子

しかしながら、電話デコ帽子では
やはり衣装が限られてしまうことに気付いた私。
またも昨日からの続きのココロだ。
マニッシュな感じの衣装になると、どうも似合わない。
そこで登場したのがこれ、おじいさんデコ帽子なのだ。


実はこの帽子、夫の祖父のものである。
ずいぶん前のこと、倉を潰すので使えるものがあるかどうか見に来いというので、
夫の叔父の家に行った。
その時発掘したのが、黒のウールのロングコートと三つ揃え、それにこの帽子だった。
全部、おじいさんのものだ。
彼は小さい人だったようだ。
帽子のサイズは私にぴったり。
普通、女物の帽子を買ってきても私には少々大きいのに。
コートもぴったり、三つ揃えもズボン吊りを使えば着られる代物だった。
(その後、一度ステージで着たことがある。)


彼は満雄さんといった。
長野から出てきて、八王子で織物工場を始め一旗あげた人だった。
まだ隣の家のおばあさんが生きている頃、
もちろんすでに彼は亡くなっていたが、
よくウチの家の前まで掃いてくれていて、
「ありがとうございます」と言うと、決まって
「おじいさんにはほんとうにお世話になったからねぇ」と言っていた。
彼のことはほとんど知らないが、
なんとなく人柄が伝わってきて嬉しかったことを思い出す。


そんなわけである。
満雄さんの帽子は時を経て
孫の嫁に発掘され、
これら三日続きの話の後、
でかいコサージュを取り付けられ、
ステージ衣装として復活したのだった。