~~~~~~~~次回出演~~~~~~~~

9月13日㈮「神楽坂のソウルフルナイト」<オ・シャンゼリゼ>(神楽坂)
歌:ほさか夏子
演奏<La Maladie D'Amour>pf.Frédéric VIENNOT gt.白𡈽庸介 bs.立原智之


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花と母

今年はアイリスがたくさん花をつけてくれた。やっぱり秋の植え替えは正しかった。昨年その知識を得て、母にやってもらったのだった。「照子さんの手入れがいいから」と母を褒める。授産所の仕事が無くなった今、母は毎日ウチに来て花へ水をやり金魚の世話をする。私も庭の仕事を探しておく。花を愛でては、「照子さんのおかげよ」と言い添える。だんだん立場が逆になってきた。
母は最近物忘れが多くなってきた。「この花、なんて名前だっけ。。。」と母、「コスモス」と私。(蒔いた種が芽を出し、毎日その成長を楽しみにしているのだが)、これを数日繰り返したので私は言った、「カキクケ・コスモス、ね」。それが功を奏したのか、このところは思い出せるようだ。「これ何色の花が咲いたっけ。。。」 「白」 「どうしようもないねぇ、毎年のことなのに忘れちゃって。。。」 「あら、毎年新たな感動があっていいじゃん」 「それもそうだね」そして二人で「あはは」、そんなことは日常になった。私はボケという言葉も平気で使う、実の母だから言えるのかもしれないが。「照子さんがボケたらたいへんだろうなぁ、頑固でわがままで」すると母は「そうだよね、これが私の生き方だあ!なんて言っちゃってね」といいノリでこたえてくれる。そして二人で笑う。
八十二年も使ってきたものだもの、ガタがきたって当然だ。こうしてゆっくり、笑いながら、のんびりといこう。母の老いていく姿を見守り、そしてまた私も老いていくのを知るのだなぁ、「あはれ」かな。