奥野さんからは、いっぱいもらっちゃってる。
いっぱいあって、整理できないほど。
お礼の言いようがないほど。
先日の打ち合わせでも、
「その人は」という次回コンサートのための書き下ろし曲をくださった。
形になったものとしては、前回の「四季夏子12」に続き、ふたつめ。
「夏子さん、次回は新しいオリジナルを歌いましょうね」と言われ、
本当は私が詩を作るはずだった。
ところが打ち合わせを重ねても、いっこうに私が持参する気配がない。
しかし彼はそのことを口にはしなかった。
そして自ら作詞・作曲をして持って来てくださったのだった。
このあたりが実に奥野さんらしい。
なんといってもスマートな方だ。
できないものを無理強いしたって、いいものが作れるはずはないと知っている。
ましてや私のこの性格だ、こりゃダメだと悟ったんだろうと思う。
ほんとうに忍耐強く、優しく、細やかに、
そして常に最善をめざして私を引っ張ってくださる。
奥野さんとの出会いは、昨年末の「ラマンダ」だった。
彼は深江ゆかさんとお友達で、ライブの手伝いにいらしていた。
ステージで、私は、
「こんなに大勢の方の前で歌えるのは久しぶり。お店ではお客様ゼロなんてこともあるんです。」
などと、バカ正直に喋った。
その後、奥野さんはコメントをくださった。
こうしたらもう少し面白いんじゃないか、ああしたらもう少しよくなるんじゃないかと。
ユニークな彼の持論に、私の中の凝り固まったものは一瞬のうちに氷解した。
そして思ったのだ、「四季夏子」をシリーズを手伝って頂けたらと。
彼はすぐにはウンと言ってくれなかった。
けれど、1月の「四季夏子」を聴きに来てくださった。
そして「僕でよければ」と言ってくださったのだ。
その洗練されぬ退屈な舞台に、あまりの聴衆の少なさに、
<見るに見かねて>のことだったろうと思う。
さっそく「四季夏子」のこれからを考えてくださった。
驚くような企画が出てくる、出てくる。
「3周年記念大感謝オールリクエスト祭!!」だよ〜。
「シャンソンなんか だいっ嫌い!」だよ〜。
そして、・・・あ、それからは内緒。
奥野さん、ほんとうにありがとう!
あとは私がどれだけできるか、だ。
みなさん、7月26日(日)の「四季夏子13」
「シャンソンなんか だいっ嫌い!」
http://f.hatena.ne.jp/NATSUCO/20090616231304
期待してね〜!!!
それからね、奥野さんが歌うわよ〜!
奥野さんの歌を聴きたい人、7月3日(金)はラマンダへ!
http://www.chanson.to/ ←のページ、<ソワレ・ド・ラマンダ>参照
奥野さんのプロフィールはこちらです。
http://www.hana-oku.com/lovereco/aisatu.htm