~~~~~~~~次回出演~~~~~~~~

9月13日㈮「神楽坂のソウルフルナイト」<オ・シャンゼリゼ>(神楽坂)
歌:ほさか夏子
演奏<La Maladie D'Amour>pf.Frédéric VIENNOT gt.白𡈽庸介 bs.立原智之


詳しくはこちらからどうぞ⇒ ほさか夏子のスケジュール

松井冬子の画のことだ。
「焦り」というか
「ぬるま湯に浸っていないで・・・」と
ゆっこさんがおっしゃった様な気持ちを抱いたのは。


誰でも抱いている、
そこをつついたら半狂乱になるかもしれない、
「核」のようなもの、
それをむき出しにして見せられた気がするのだ。


薄皮を一枚一枚継ぎ足して、
何十年も覆い隠し続けているもの。
その覆いはちょっとしたしたきっかけで
一瞬のうちにビリビリと破れ、
今にも「核」が顔を出しそうになる。
それを決して「見ない」ようにしながら、
丹念にまた薄皮を張り足していく。


そんな作業を続けていていいのか、
「見ない」でいていいのか、
肝を据えてそいつと格闘するべきじゃないのか、
取っ組み合い、血だらけになり、
反吐を吐き、唸り叫び吠え、
血の滴る指でさらに髪をかきむしり、
のたうちまわるべきじゃないのか、
そんな気持ちにさせられるのだ。


そしてまた、
丹念に周到に細心の注意を払って用意された
彼女の鎧。
服装や髪型、化粧、アトリエの中まで、
他人に見られる場所は全て鎧で覆われている。
身に着けたのだ、方法を会得したのだ、
他人に土足であらされぬための完璧な鎧を。


男が自分を見つめるその視線に
心の中で「けっ」と言い放ち、
きっとほくそえんでいるに違いない。


写真は今年のアジサイ。
昨年のほうが色がよかったかも。