~~~~~~~~次回出演~~~~~~~~

9月13日㈮「神楽坂のソウルフルナイト」<オ・シャンゼリゼ>(神楽坂)
歌:ほさか夏子
演奏<La Maladie D'Amour>pf.Frédéric VIENNOT gt.白𡈽庸介 bs.立原智之


詳しくはこちらからどうぞ⇒ ほさか夏子のスケジュール

傷ついた羽

もうひとつ、チョコの話題から。
これは「ひめ」がくれた苺のチョコである。
まるごと乾燥させた苺がホワイトチョコで包まれた、
韓国のお土産。


彼女は以前、私の仕事部屋のある棟の
西端の部屋を借りて住んでいた。
初めて逢った時、とっても可愛らしくて、清らかで、
目の前に天使が現れたんじゃないかと思うほどだった。
そして確かこう言った。
「朝鮮民族の中国人です」・・・いや
「中国人で朝鮮民族です」だったかな。
ちっとも気張ってなんかいなくって、
なんだかとても新しい、爽やかな感覚をくれた。
そっか、これいいな、
多民族国家の中で己が属する民族をちゃんと主張する。
肩肘張らずに、それが当たり前のことのように。
そうよね、無理に一くくりにしようとしなくても、
民族はあちこちに散らばっているわけだし、
そういう意識の人々で構成された国家ならいいな、って。
ま、それはともかく・・・。


彼女はエライんだ。
日本に留学した当初は、昼夜アルバイトをしていたのだという。
ここに住んでいた時はさすがにバイトは一つにしていたが。
学費や生活費全てを賄い、さらに仕送りまでしていた。
そして2年前だったか、東大の大学院まで進学したんだ。


今は東京の東の方に住んでいるが、
近くに来た時は顔を見せに寄ってくれ、私の誕生日にはかかさずプレゼントも届く。
でもね、
初めて逢った時のあの曇りのない本当に清清しい表情が、今はない。
それは、少女が大人になったという違いではないのは、私にはわかる。
私たちが、この国での生活が彼女の羽を傷つけてしまっているのだとしたら、
とても悲しい・・・。