~~~~~~~~次回出演~~~~~~~~

9月13日㈮「神楽坂のソウルフルナイト」<オ・シャンゼリゼ>(神楽坂)
歌:ほさか夏子
演奏<La Maladie D'Amour>pf.Frédéric VIENNOT gt.白𡈽庸介 bs.立原智之


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 バチが当たった

 


これが問題のバラである。


3年前の五月の写真。名はカクテルという。半つる性ではあるが放っておくとどんどん上へ伸びてしまうし、四季咲きではあるがそれはバラのこと五月が一番綺麗で大量の花をつけるし、だから花ガラも大量にでる。一年を通してそこそこ手のかかる植物だが、そういうわけで五月の花の後は特に忙しい。


で、この花ガラを整理しようとしていたのである、照子さんは。
昨日あんなことがあったにもかかわらず、今日は昼からやって来て手入れを始めていた。彼女は、自分の家の脚立を自転車に括りつけ持って来た。しかしそれは小ぶりだったので、ご近所の奥さんが「もう少し高くてしっかりしたのがあるよ」と別の脚立を貸して下さったそうで、彼女はそれに登って手入れをしていた。お茶を持って行き、昨日の詫びをそれでごまかす。今日はこれからスタジオ見学&打ち合わせに行かねばならない。「んじゃよろしくね」と後を頼んで、私は出かけてしまった。


さて、五時ごろだったっか家に戻ると、ちょうど庭先にいた愛子さん(義母)が
「ああ、帰って来た、良かったぁ!」
と私に近づいてきた。
「照子さんが足を怪我して、今病院から戻って来た所なのよぉ。」
うわっ。
脚立の上で背伸びをした時にバランスを崩し、落ちたのだという。愛子さんもちょうど出かけていたらしく、通りかかったご近所の方が救急車を呼んで下さったそうなのだ。後から知らせを受けた愛子さんが、その後の処理を全部やってくれていて、照子さんは、綺麗なシーツを敷いた布団に寝ていた。幸いにして、骨折もなく、ヒビも入っていず、入院は免れたようだ。歳にしては骨が丈夫だったようだ、良かった良かった。だが、左足は動かず、まるで骨折でもしているかのように痛みが激しいのだという。しばらくはここで療養することになるだろう。


「昨日あんなことを言ったから、バチが当たっちゃったんだねきっと。
 でもなんで私にじゃなくて照子さんだったんだろう。」
「ん、親子だからどっちでもいいと思ったんじゃない?」


しばらく面倒みさせてください、照子さん。ごめんなさい。





四季夏子 -1-
http://homepage2.nifty.com/natsuco/shiki-natsuco1.htm